お知らせ

初夏 特別拝観前の手入れ作業

いつもお世話になっている曽根造園さんに、
特別拝観前の手入れ作業を行っていただきました。

初夏の特別拝観を前に庭園の手入れ作業を行っていただきました。天得院スタッフとして曽根造園の方とお会いするのは初めてです。ご挨拶の傍ら、少しだけ作業を止めていただいてお話をお伺いすることができました。

作業において最新の注意を払うのは、やはり桔梗を傷めないようにすることだそうで、桔梗の花は見た目の凛々しさにそぐわず、ちょっとした力ですぐにヘタってしまうのだとか。でも特に注意が必要なのは、この時期よりも冬場なんだそうで、桔梗が芽吹く場所がはっきり判別がつかず、誤って踏みつけてしまわないよう最新の注意を払わないといけないからだそうです。

3月、4月頃に手入れをする大きなチャボヒバの作業時も、傷つけないよう桔梗にカバーを被せて作業をしないとダメなようで、梅雨の終わり、夏の始まりを告げるかのように凛々しく咲く桔梗ですが、その見た目とは裏腹に、お嬢様育ちと言えるのかもしれませんね。

曽根造園02

他には、なんと言っても、桃山時代に作庭された枯山水庭園ですからね。植木の形、庭園のイメージを大切に維持していくのも相応の経験値と熟練の技がいるんだそうです。石の大きさは変わりませんが、植木は、ほんの少し、1cm刈り方が違うだけで、それが積み重なって10年後には大きく形が違ってしまうからなんだとか。
言われてみるとごもっともですよね。桃山時代の枯山水庭園をこの令和の時代も楽しめるのは、こうした職人の方々のおかげです。親方・スタッフの方々、暑い中の大変な作業、ありがとうございました。

さぁ、今年の桔梗たちはどんな姿を見せてくれるのか。外出しにくい状況が続いておりますが、予防には十分にお気をつけいただいた上で、ぜひご来院いただき、時を遡ったかのような天得院の庭園に身も心も委ねて、その疲れを癒していただければと思います。スタッフ一同、心よりお待ちしております。

天得院の枯山水庭園

京都の名所を数多く手がけられている曽根造園さんのホームページ
株式会社 曽根造園 http://www.sone-zoen.co.jp

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