昨日の雨がうそのように秋晴れの空を取り戻しました。雨後の澄んだ空気がとても清々しいです。今週末は天気も良いようでおそらく、東福寺界隈、この秋一番の賑わいをみせるのではないかと思われます。
住職からこの秋の特別拝観限定となる御朱印を預かりました。率直に驚きましたし、感動と言っていいのか、なんと言葉にしていいのかわからない、温かい気持ちがじわっと湧きあがってきました。「特別拝観の特別な御朱印・・・」そのままですねw なんと言葉にしていいのか、、、すいません。
今回も新京極の「田丸印房」様にご協力いただいて作製したものだとのこと。田丸印房様、ありがとうございます。言葉知らずでどうにも上手くお伝えできませんが、この独特な質感というか風合いを醸す御朱印、とにかくスゴイです。当院にお越しいただいた際には、ぜひ、お手にしていただければと思います。
このタイプの御朱印は二種類あって、それぞれ、禅語で『廓然無聖(かくねんむしょう)』『廻光返照(えこうへんしょう・かいこうへんしょう)』と住職が墨書きしております。
住職でもない人間が、その意味を説くのは、はばかれますし、皆さんが実際に手にされたときに感じられる気持ちこそが、その意味でもあるなんてふうにも思ったりしますので、生意気なことを綴るのは控えさせていただきます。
でも、せっかくですし、私も勉強中ですので、二文字の熟語としての意味を調べて書くくらいならいいですよね。
廓然:心が広くわだかまりのないさま。
無聖:凡人と聖者の差がないこと。
廻光:夕日の照り返し。
返照:光が照り返すこと。夕ばえ。
それぞれが、四字熟語となり、禅語としてどのような教えがあるのか、この枯山水庭園を眺めながら心で感じてみませんか?